フリースに付いた油汚れ

三寒四温というにはまだ早い時期ですかねぇ?

先週は温かかったと思いきや、今週は寒い日が続きそうです。

新聞の天気予報には金曜日に『雪』マークがっ!

とはいえ、真冬ほどの寒さじゃないので、あいかわらず『青いあんちくしょう』は快調にナイスサウンドを奏でている、嬉しい今日この頃でございます。



ところで、先日の『フィアット500』話の続き。

よく信号待ちとかで声をかけられました。

あるときはベンツにお乗りになった本物のおじさまに…



おじさま:『おいっ!』

   俺:『は、はい?何か御迷惑でも…』

おじさま:『違うがな、その車はなにっちゅうんや?』

   俺:『あ、あのフィアットです…』

おじさま:『ガハハハッ、そうか。頑張れよ』

   俺:『ありがとうございます!』

しかし、頑張れって…



そして一番思い出に残っている出来事は…

あるとき、親から用事をたのまれてフィアット500で移動中のときでした。

信号待ちのたびに、息を切らして横に並ぶ自転車の少年(中学~高校生くらいの歳だと思う)がいました。

最初は

『俺の車が遅いから、競争してるのかな?』

と思っていました。

しかし、かれこれ15分以上は走っているのにまだ付いてきます。

信号で止まるたびに

『ぜぇーぜぇー』

言っています。

さすがに鈍感な私も

『なんか変?』

と思い出しました。

最終的に目的地へ向かうため、わき道にそれ、スピードが上がったため少年はルームミラーから消えていきました。

『あいつはいったいなんやったんやろ…』

などと考えながら、目的地の駐車場で車に鍵をかけていると…

……

なんと!

さっきの少年がこっちに向かってくるではないかっ!

表面上は冷静を装い、気が付いてないふりをしてみた。

すると、やっぱり

『ゼェーゼェー』

言いながら私の目の前に止まったのであった。

冷静を装っている私だが、やはりビビッて声をかけられないでいた(爆)

少し間をおいて、少年がなにかを言いはじめた。



少年:『あ…あ…あのぉ…ゼェーゼェー』 

私:『はい?』

少年:『こ…こ…これって…』

私:『は、はい?』

少年:『こ…これってフィアット500ですよね?』

私:『そうだよ』

少年:『ル…ルパンの!』

私:『そうだよ』

少年:『あ、ありがとう』



そう言って、また元の道を戻っていく少年なのであった(爆)

無論、そんなうれしい事を言われてタダで帰すわけには行かないと思い、走り行く少年の背中に向けて

『ちょっとのぞいてみるか?』

と、声をかけたが、少年は振り返る事もなく手を振って、そのまま立ち去ってしまったのであった。

きっと少年は私と同じく『カリオストロの城』に激しく影響を受けていたのであろう。

憧れの車を目の前にして、無我夢中で追いかけてしまったのであろう。

きっと、数年後に手に入れて『ルパン』になっていたのであろう。

私はその後、1年と持たずに手放したが…(爆)



オッケー!

オチもついたところで、そろそろ本業のほうへ参りましょうか!(苦笑)

『今日のナイスシミ抜き』のお時間でございます。

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お預かりしましたのは『プーマのフリース』でございます。

『フリース』でしたらお家で洗えるものが多いですよね?

気軽に羽織れて温かくメンテナンスも楽。

それがフリースのいいところ。

しかし、背中側を観てみると…

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ベタベタです。

お客様によると『重機にもたれかかって油が付いた』そうです。

こうなると、お家での洗濯ではキレイにできないかも知れませんね。

油汚れですから、きっと『ドライクリーニング』でキレイになると思います。

しかし…

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フリース素材では、ほぼお決まりのこのマーク。

『ドライクリーニング不可』でございます。

範囲が小さければシミ抜き剤で処理しますが、あまりに広いのでドライクリーニングで何とかしたいと思いました。

『ドライクリーニングによってどんなリスクがあるのか?』

シミ抜き台で検討しました。

色落ち=問題なし

風合いの変化=若干あり

風合いの変化を元に戻すことは可能と踏んで、ドライクリーニングをおこないました。

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結果はご覧の通り、ばっちりキレイになりました。

予想通り『キシキシ』する手ざわりになりましたので、ウェットクリーニングで処理しました。

お預かり時よりも風合いよく仕上がりました。



『ドライクリーニング不可』の洗濯表示が付いていると、絶対に洗えないわけではありません。

もちろん、絶対洗えないものもあるとは思いますが、『ドライクリーニングによるリスク』を把握し、それを元に戻せる術があるとすれば、生地に余計な負担をかけることなく早くキレイにすることが出来るというものです。

それでは『おいおい、この汚れ洗濯しても落ちなかったし、ドライ×って書いてあるしどぉすりゃいいんだよ!』

と、お嘆きの方にお知らせするエールに参りましょう!(笑)

『ドンと来い!ドライ×の油汚れ!』

御利用ありがとうございました。




こんなに長い日でも『今日のナイスサウンド』はお決まりですので聴いてってくださいね?(苦笑)



HILLBILLY BOPSの『ビシバシ純情』だぁーーーーー!

フィアット500とか、懐かしい話を書いていると懐かしい曲を思い出してしまうってものです(笑)

高校のとき、学校帰りにレコード店によってシングルである『ドーナツ盤』を買いました。

とても気に入っていて、よく聴きました。

しかしボーカルの彼はバンドがこれから!ってときに自殺されてしまったんですよね。

変な意味で有名になってしまったバンドかも知れません。



高校のある日、同級生の女の子が、私が『ビシバシ純情』のレコードを所有している事を嗅ぎつけ、

『どぉしてもゆずって欲しい』

と、ウルウルした目で懇願されました。

ナウなヤングだった私は下心ありありで、無償でその子に譲り渡しました。

『ありがとう!』

満面の笑みで私からレコードを受け取った女の子。

…その後、なにもありません。

…なにもありません。



なんにも…


くぅ…

お金もらったほうがよかったな…


(爆)
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