ベビー服の黄ばみ

衣替えのシーズンもあって、お客様は色々なクリーニング店をチョイスして行かれてますよね?

クリーニングする品物が多いと言う事は、クレームや不満なども多くなる時期だと思います。

先日も、お客様よりこんな話が…

いつもはキタヤにお持ちになって頂ける御客様なのですが、その日はたまたま近所の大手クリーニング店に出されたそうです。

『近くだし、まぁいいか』くらいの気持ちだったそうです。

きっとキタヤに出してる時と変わらない気持ちで、クリーニングに出されたのではないかと思います。

シミ抜きもお願いしたそうです。

しかし、却って来た品物には

『これ以上シミ抜きすると生地を痛める恐れがありますので出来ません』

と、書かれたシールが貼り付けられて却って来ました。

キタヤの受付で、その話を聞きシールを見せてもらった後に、シミを見せて頂きました。

見た目にも、そんなに難解なシミには思えなかった私は

『少々お待ち下さい!ちょっとシミの具合を見させて頂きますね』

と、お客様に伝え、シミ抜き台で軽くチェックして見ました。

するとどうでしょう。

シミ抜き専用のシルクガンを使いましたが、水だけで、見る見るキレイになりました。

『御客様、多分シミ抜きは何もされてないようですよ』

と、お伝えした後、その他のシミに付いてもお話させて頂きました。

水だけで落ちるシミは、一番目立つシミでした。

その他にも、薄っすらと付いた食べこぼしのシミ、黒ずみ等も見受けられましたので、それらのシミは、少し手間がかかる事をお伝えしました。

『それじゃ、お任せします』

快くお客様からシミ抜きの御依頼を承りました。

こちらの品物は、当然キレイになりました。

ビフォーアフターは御座いません。

キタヤにとっては、ごく普通の作業でしたから…

シミ抜きを得意とするクリーニング店でしたら、そのようなシールは張らずに、口頭で

『何処までの作業をして、しかしこう言った理由でこのシミは落とす事が出来ませんでした』

と伝えるはずです。

シミ抜きが得意だからこそ、迂闊にシール等は使用しないものなのです。

ご参考までに…




それでは本題!

『今日のナイスシミ抜き』に参りましょう!

最近、ベビー服を続けてお受けしました。

1件は『産着』ってやつですかねぇ。

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仕舞っておいたら知らない内に黄ばみが…と言う事でした。

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赤ちゃんは、お乳も吐きますし、よだれも元気よく出てきます。

特にミルクや母乳は、ご家庭で洗濯されて、一見キレイに仕上がったとしても残っている時がありますね。

仕舞っておくうちに、黄ばみに変わって浮き出てきます。

もちろん、こうなってしまえば、ご家庭でも、クリーニング店でも普通に洗って落ちるシミではございません。

『漂白処理』が的確に出来る事が第1条件なのです。

キタヤは『漂白処理』を得意とするクリーニング店で御座います。

御覧下さい。

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綺麗残暑?

…失礼。

キレイになりました。

別にもう、着せる事の無い服なのかも知れません。

それでも、やっぱり思い出としてキレイに残しておきたい…

『解りますとも!そのお気持ち。』



もうイッチョ。

こちらも、同じくらいの時期に、別のお客様からお預かり致しました。

『自分の娘が子供の時に着せていた服なの…』

と、お預かりした小さな小さなカーディガンには、何箇所か黄ばみが浮き出ていました。

『洗って仕舞って置いたのにねぇ…タンスを整理してみて見たらこんな風に』


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細かい黄ばみも含めると、かなり大量に黄ばみが発生していました。

お客様には

『長時間保管状態で発生している黄ばみは、生地が弱っている可能性が御座います。今、現状で触ったりもんだりしてみても異常が無いとしても、漂白を始めた途端に穴が開く可能性も御座いますが、了承して頂けますか?』

と、確認すると、

『穴が開くならやめて欲しい』との事。

そりゃ、そうです。

大切な思い出ですからね。

しかし、やって見ないと解らない部分ばかりなのも事実です。

慎重に慎重を重ねて、漂白を進めました。

思ったより生地の状態は良かったようです。

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少々、色修正は必要でしたが、キレイになりました。

『大切な思い出』

こんなに素敵で綺麗なものは、親にならないと解らない事でしょうね?

昔、私が独身時代だったと思いますが、あるドラマで故『いかりや長介』氏がこんな感じの事を言っていた。

『子供はオギャーと生まれて1年で恩返しは終わってんだ。あとは親が愛しさを教えてくれた子供に恩返しをして生きていくもんだ』

と。

泣かすな!長介!(爆)

私自身にも子供が生まれ、言葉を発するようになった頃、何故だか思い出したワンシーンである。

ついつい怒っちゃうんだけどね、その度に思い出しては反省しきりで御座います。

私のハートには常に長介がいます(爆)

大切な思い出には、熱い思いとそれに裏付けられた技術力でお答えしたいと思っております。

長くなってしまいましたが、それでは参りましょう。

『ドンと来い!長介!』

ちがぁーーーーーーう!

『ドンと来い!古い黄ばみ!』

御利用有難う御座いました。

それでは、まだまだ続きますよぉ~『今日のナイスサウン』ドも行ってみましょう!

奥田民生の『息子』だぁーーーーーーーー!

やっぱ、そうなっちゃう感じ?(苦笑)

名曲ですよね。

そろそろ子供達に向かって歌ってやろうか検討中です。

この曲がヒットしてる時から思っていた、私の小さな夢でもあります。

いま歌ったら泣いちゃいそう。(笑)

息子の結婚式に取って置くか?

…自分の息子の結婚式で歌う親父はいないか?

でも、歌って息子達より目立ってやろうと、秘かに企ててる親父は『親父失格』かな?

教えて!長介!(爆)
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