ニットの脇汗
ひゃっほーーい!
パソコン復活でございます!
今回もまた『イケテル花屋』のマスターのおかげでございます!
あんた、天才や!
初めてこちらにいらっしゃった方も、長々とお待たせしてしまったあなたも、今後とも宜しくお願いいたしますぅ。
さて、復活1発目の『今日のナイスシミ抜き』はこちら。
ニットのワンピースに起こってしまった『脇汗』の黄ばみです。
普通に見れば何てことない感じですが、脇はこんな感じで汗による黄ばみが発生しています。
お客様によると、昨年のシーズンオフの際、クリーニングに出してオプションで『汗抜きドライ』をやってもらったそうです。
クリーニングから戻って来た時は何ともなかったそうなのですが、今年着ようと思って出してみれば、黄ばみが発生していたということです。
…汗抜きドライ意味なし…
私、汗抜きドライを使い込んだことはございませんが、きっと少量の汗なら問題なく除去できるのではないでしょうか?
しかし、これからの時期に着用するような薄手の衣類ですから、汗も少量では収まらないことでしょう。
この黄ばみ、もちろんキタヤクリーニングでしたらキレイにすることが可能です。
しかし、できない場合もあるのです。
こちらは、とてもよく似た別のお客様よりお預かりした品物です。
こちらも似たような脇汗による黄ばみが発生していました。
本当によく似ています。
しかしこちらの品物、写真で見るよりも相当に状態が悪かったのです。
黄ばんでいる部分は盛り上がっており、脆化がひどく少しでも処理しようとすると、いとも簡単に生地が『ポロポロ』と取れてしまいます。
処理を続ければ、黄ばみに沿って生地が破れてしまい、袖が取れてしまいますので、断念してお客様にお返しいたしました。
きっと、普通にクリーニングしても袖が取れるのでは?と思うくらい脆化が激しかったのです。
こういうケースは、残念ながらどうすることもできません。
しかし、先にお預かりしたニットは脆化がそれほど進んでいない状態でしたので、お預かりいたしました。
ただ、一点の不安がありましたが…
しっかりと『ウェット処理』をしていなかったために起こった黄ばみ。
残った汗が、この後の処理およびクリーニングをした際に悪さをしなければよいのだが…
結果は思ったとおり。
残った汗により弱くなった染色。
そのため、黄ばみを残したまま脱色してしまいました。
ここまでは想定内です。
生地の脆化(黄変による生地の痛み)がひどくなければ、何とかなりますよ。
黄ばみの漂白処理後、アミノトリートメントによる全体漂白を行い、色修正を行いました。
結果はどうでしょう…
キレイになりました。
画像は片側だけですが、実際は両脇の処理を行いました。
ひょっとしたら、脇の黄ばみは取れないと思ってあきらめている方は多いのかも知れません。
でも、生地の痛みが進行していなければ、こうやってキレイにすることは可能なのです。
『そういえば、私も捨てられずに持ってるわ』という方『どこに出しても取れなくてあきらめたわ』という方、お見えになりましたら、ぜひ1度キタヤクリーニングにご相談くださいませ。
さて、それでは超久しぶりにいってみますか?
どうなんですか?(何で威張ってる?)
もちろん、参りましょう!
『どドンと来い!脇の黄ばみ!』
ご利用ありがとうございました。
さぁて、最近『今日のナイスサウンド』がなくて毎日ピリッと来なかった、そこのあなた。
お時間がやって参りましたよぉ。
葛城ユキの『ボヘミアン』どぁーーーーー!
なんだこのシャウトわ!
かっこよすぎでしょ!
『ボヘミアぁーーン!』って一発シャウトするだけで参っちゃう。
久米宏の曲紹介もしびれちゃう(爆)
こんな声の持ち主、日本じゃ、しかも女性じゃなかなかお目にかかれません。
もっともっとたくさんの曲がヒットしてもいいのに、と思うのは私だけじゃないと思うんですけど…
いい曲に巡り合えないだけでしょうか?
そう言いながらも、アマゾンの『ウィッシュリスト』に入れた『葛城ユキベスト』を、なかなかポチッと出来ない私なのでした(爆)
ちなみに『葛城ミサト』も好き…言わんでええか。