麻のシャツの色修正
なんでぃ、この暑さは。
間違いなく春であるはずなのに、この夏のような暑さ。
汗が目に入ってとても痛いこの頃です。(デブじゃないと思ってんだけど…)
今日はナイス色修正。
例えば、白のジャケットのエリや脇が『黄色く』変色していれば、それは『黄変』の確立90%以上と、私は考えます。
じゃ、これは?
緑っぽいベージュの麻のシャツのエリが『オレンジ』に変色?しています。
お客様は『黄ばみのシミ抜きをお願いします』とお持ちになりました。
オレンジ色した『黄変』も時にはあります。
しかし、私が一見してすぐに『これは脱色だ』と感じました。
何故?何で?
明確な確認法は、今の私では上手く表現出来ません。
このオレンジの部分が、もしかして『白』になっていたら脱色だと、容易に伝えられたかもしれません。
『脱色』だと思った理由は、まず『麻』と言う素材。
綿・麻は色が濃ければ濃いほど脱色しやすい性質があります。
そして、『黄変』の場合だと私の感じ方として、シミが『衣類の色の上に乗っかっている』と言う雰囲気があるのです。
今回の場合、それが無かった。
とは言え、『黄変』の可能性も考えられますので、いつもどおり最初から処理しました。
ふっふっふっ…
思った通りだ。
何をしてもシミは動きません。
色修正を施す事にしました。
『シュッシュッシュ』と筆が軽快に動きました。
光の加減で、エリの折り曲げ部分が違って見えてしまいますが、殆ど分からない程度にキレイに修正できました。
例えそれが『黄変』であろうと『脱色』であろうと関係なくキレイにする事が出来ます。
そうです、それが…
『ドンと来い!オレンジ色んとこ!』
なのです。
久しぶりに着ようとしたら、またちゃんと洗濯してるのに色が変わってきた…と言う品物をお持ちの方がお見えになりましたら、ぜひご相談くださいませ。
ご利用ありがとうございました。
今日の『い・け・な・い・ナイスサウンド』は…(ぷぷっ)
もちろん!
忌野清志郎 & 坂本龍一の『い・け・な・い ルージュマジック』だぁーーーーー!
思えば私、RCサクセションというより忌野清志郎のファンだったのかも知れません。
子供~青年期にかけて、衝撃的なサウンドと行動を見せ付けられたのは、いつだってRCを離れて行っている時ばかりでした。
この『い・け・な・い ルージュマジック』のPVでは、なんと!巨匠『坂本龍一』と『熱い口づけ』をすると言う衝撃的なものでした。
当時、私はまだ子供でしたよ。
男と男が接吻をする。
今でこそ、普通なのかもしれませんが、そりゃ、衝撃でしたね。
しかもそれがカッコいい!と感じたのです。
それでいて、汚らしい感じがないところも凄いですが…
なんせGOD『忌野清志郎』
ホントに今頃は『ロックの神』になってるんでしょうが、世にとっても俺にとっても残した功績はGOD的なものです。
こうやって亡くなった今、改めて今までの楽曲が掘り起こされるんでしょうけど、やはり改めてカッコ良さを実感する事になるでしょうな。
体は無くなっても、ナイスな作品がたくさん残りましたよ。
俺の場合『シミ』を残して死ねねぇな(爆)