古いシミ

何年物のシミとは聞かずにお預かりしましたが、明らかにメチャクチャ古いシミでした。

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ウール素材に付いたシミが進行し過ぎて穴が開き始めていましたので、それは容易に想像できました。
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画像中央あたりに白っぽく横縞になった部分がそれです。
他にも数箇所ありましたが、この状態を『脆化』(ぜいか)した状態と言います。
指で、ちょっと強く揉んだりしたら簡単に『ポロッ』と生地が剥がれてしまいます。

お客様にも確認したのですが、『穴が開いても良いから、とにかくエリのシミだけでもキレイにして欲しい』と、仰るので、『なるべく酷くならない様に、気を付けながらやらせていただきます!』と受け付けさせて頂きました。

きっと、とてもお気入りの服なんでしょう。
穴が開くかも知れないって言うのに、それでもキレイにして着たいんですよ!
こんなに愛されてる服は、なんとシアワセな事でしょう!
モッタイナイ&エコロジー!

こんな気持ちに俺も愛を以て是非とも応えたい!
ラブ&ロケンロー!(何でも言えば良いってもんじゃないし)

エリのシミはこちら。
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作業工程は、シミの部分をシミ抜き機で処理後、ぬるま湯で漬け込み漂白をしました。
古傷(脆化した部分)に刺激を与えないためにも、なるべく動きの少ない、それでいて強力なこの方法を取ったわけです。

結果はこちら
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午後からマネキン導入!(ホントの名前忘れた)
ハンガーにぶら下げるより、全然キレイに見えるからいいね。
もっと早く導入すればよかったな。
っていうか、キレイになりました!

超残念な事に、先程の脆化した部分のアップ写真を撮り忘れています。
正確に言うと、撮影中、ちょっと席を離れたら、納品のために支店に持っていかれちゃったの。
今日の午後納品だったから…

しかし、間違いなく、穴は広がらず、シミだけをキレイに取り除きました!
見難いですが、上から3番目のボタンホールからちょっと左下に、他の柄よりちょっとだけ大きい白い部分がその場所になります。(ほっんと解りにくくてすいません)

さて、それでは恒例の…
『ドンと来い!古いシミ!』

でも、今回は本当に上手くいったから良いんだけど、脆化したシミは超危険なので、くれぐれも絶対キレイになる!と思わないでくださいね。
穴が開きそうだということに了解を得て、危険の少ない襟の部分をメインでシミ抜きでしたからね。

キレイになって良かったです!
ご利用、ありがとうございました。

ラブ&ロケンロー!(まぁええっちゅうねん)

ラブ&ナイスサウンド!

THE DAMNEDの『Love Song』だぁーーー!(わかり易いやっちゃな)

もぉー名曲中の名曲!(俺の中でね)
なんせ、初期パンクはピストルズやクラッシュを差し置いて、ダムドから聴き始めた俺なのさ。
もちろん、ピストルズもクラッシュも大好きですが、聴いてる回数で言ったら圧倒的にダムド!
3強の中ではアナーキっぽさも少なく、ボーカルは髪を立てずにオールバックときてる。
パンクに対するパンクって感じ。

このラブソングはパンクムーヴメント終了後、いったん解散したダムドが再結成後に発表した曲だけど、パンクの激しさを残しつつ、ただそれだけじゃない何かを感じさせるナイスサウンドに成長してる。

ロックの精神を忘れずに、当たりの柔らかいクリーニング屋になりたいと思うKC/DC会長なのであった…

どおぉ?
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